カラー見本、測色システム、経験と技術。
早く、確実に色出しを行います。
過去,工場で染めた糸はすべてサンプリングを行い、染色配合等のデーターとともに保管しております。またサンプリングした色についてはすべてCCS(コンピューター・カラー・サーチシステム)により測色し、データ化されています。
過去のデータからすばやく染色データをピックアップし、データを使用することは、現場で実際に染めるときのトラブルをなくし、早く納品することができる為、弊社では積極的に使用いたします。
染色配合は3原色(黄色・赤色・青色)の組み合わせで出します。
過去の染色データーに該当しないものや、様々な糸種に対応する為、CCM(コンピューター・カラー・マッチングシステム)を活用し色の配合を出します。
CCMには弊社で使用するすべての染料の染色データーが入っており、お客様からお預かりした色見本を測色することにより必要な染料とその配合が瞬時に出されます。
実際に指定された配合が合っているか確認のためビーカー染色を行います。CCS・CCMはあくまでも機械による測色の為、長年の経験にもとづいた「人間の目」による確認となります。糸種、番手、必要とされる品質(後加工、堅牢度等)等から必要に応じて調整を行います。
色を確定すると同時に染色方法や染色前後の行程方法を確定し、作業進行の指示をだします。作業開始後は色の管理や品質管理を行い出荷まで確実に行われるよう常に管理を行う立場でもあります。
小ロット多品種、短サイクルに対応する為、早い段階から設備を行ってきました。
弊社の設備と熟練工の業を組み合わせ、お客様の要望に応えていきます。
▲染料自動調液装置
▲赤外線染色試験機
▲高圧染色試験
▲各種堅牢度試験機
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