獣害対策の電気柵向けに電圧保つ防草シート


 

港屋では電気柵メーカーのファームエイジ(北海道当別町)や長岡技術科学大学(長岡市)と協力し、野生動物にショックを与える電気柵の効果を高める導電性防草シートを開発しました。

 

特許を取得した自社の銅線入り織物の生地を活用し、電圧の低下を抑える。農作物などの被害対策として電気柵を設置するニーズが高まっており、電気柵メーカーと協力して、2011年10月から大雪山系を望む北海道上川町の公園で実証試験を始めました。

 

地元自治体が運営するガーデニングの植物などをシカやクマから守るため、電気柵の下に1キロメートル前後にわたって港屋の生地を敷いています。 電気柵は通電ワイヤがプラスで地面に敷いた生地がマイナスになり、動物がプラスとマイナスに同時に触れると、その差が大きいほど感電する仕組み。

 

港屋の生地は地面よりもマイナスがしっかり取れるのが特徴で、 7800ボルトの電圧をかけた実証試験では、普通のビニールシートの場合、地面が湿っているなどの好条件でも5800ボルトに低下してしまう。一方、同社の導電性シートは7800ボルト級の強い電気ショックを安定して与えられることを確認しました。 


シートは太さ30~50マイクロ(マイクロは100万分の1)メートルの銅線をらせん状に巻いたポリエステルの糸を使い。4本2列の8本を単位に約2センチメートルの間隔で格子状に、ポリエステルの生地に織り込みます。

 

さらに密に織り上げて99.75%の光を遮断するため、シートの下から生える雑草の枯れ方が早い。成長した草木が電気柵の電線に触れると漏電し、性能低下につながります。このため草刈りなどの管理が欠かせないのですが、この手間も大幅に削減できます。

 

さらに2012年から新潟県南魚沼市において全長1.1kmの共同電気柵の周辺にも設置し、現在実証試験を行っております。

 

○商品名   導電性防草シート「アースリターンシート」

○開発協力  長岡技術科学大学 山本准教授、長岡市、ファームエイジ、妙高グリーン企画、

 

○問い合わせ 担当 : 顧問 星野直浩

 

○「銅布の魅力」

 導電性防草シートに使用している、弊社織物部が開発した「銅布」について

 

【参考】新潟県工業技術総合研究所 ホームページ

【参考】県南魚沼地域振興局 ホームページ

【参考】山本准教授 インタビュー記事

 


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お問い合わせ

港屋株式会社 本社

長岡市東町4-5

TEL:0258-52-2166(代)

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楡原工場(織布工場)

長岡市巻渕中川原2080-1

TEL:0258-52-2197